時間に対する考えが変わる『自分の時間 1日24時間でどう生きるか』
- 作者: アーノルドベネット,Arnold Bennett,渡部昇一
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2016/05/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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アーノルド・ベネットの著作の中で最も読まれていると言われいるものです。
アーノルド・ベネット - Wikipediaで、詳しくベネットについての説明がされいます。
私自身、時間の使い方について、かなりアバウトに感覚的に生活していました。
この本を読んで、時間に対する考え方が変わりました。
まず、一日24時間をどう使うか、毎日考えるようになりました。
だらだらとネットサーフィンをしたり、夜更かしをする時間が減りました。
以下、私がこの本を読んで学んだ3つのことです。
「朝早く起きる」
あなたのエンジンを日常の仕事に使う前に(あとではない!)、まずそれ以外の何かに使うのだ。
簡単に言えば、「朝早く起きる」ということである。
「それは無理だ、夜早く寝ることはできないし、そんなことをしようものなら家族全体の生活を狂わせてしまうことにもなりかねない」
と、あなたはおっしゃるかもしれない。
だが、夜に早めに床につくことは、やってできないことではないと思う。早起きを続けた結果、睡眠不足になったとしても、そのときはそのとき。
私は、この言葉を信じました。そして、22時に就寝するようにしました。
6時間寝れば十分だと思ったので、4時半に今起きるようにしています。
出勤は7時なので身支度などをふまえても2時間、自分の時間を手に入れました。
この2時間は、私に充実感を大いに与えてくれるものになりました。
早く起きるコツは、早く寝ることでした。
早寝早起きと昔から言いますが、この言葉の意味を初めて知った気持ちです。
この言葉は偉大だと思いました。
金持ちも、貧乏人も等しく24時間という一日を平等に与えられている
朝、目覚める。すると、不思議なことに、あなたの財布にはまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている。
金持ちも、貧乏人も等しく24時間という一日を平等に与えられています。
その時間をどう使うのか、それが自分を作ります。
なりたい自分を作るのは、与えられた時間をどう使うか、自分次第ということです。
そう考えるだけでワクワク一日を過ごせませんか?
今日一日どんな成長ができるか。日々の生活が充実します。
つまらない成功はつまらなくない成功をもたらすかもしれない
失敗者の多くは、あまりに多くのことを企てすぎて失敗したのだ。
したがって、「1日24時間という小さく限られた範囲の中で、充実した快適な生活をする」という大事業にとりかかるにあたっては、早々に失敗するという失態だけは何としても避けなければならない。
とにかく、この大事業に関しては、華々しく失敗するほうが、つまらない成功を収めるよりましだという考えには賛成できない。つまらない成功で大いに結構だ。華々しい失敗からは何も生まれないが、つまらない成功はつまらなくない成功をもたらすかもしれないのだ。
日曜日くらい8時間寝ても良いと思っています。完璧主義に陥るとなかなか心が持ちません。
それでも、以前の怠惰な生活に比べたらマシだと思って、切り替えて1日を大切にするという姿勢を崩さないことが大切です。
忙しさに心をなくしがちですが、リラックスしながら、コーヒーを飲み、読書をして心をリセットできたら、いいんじゃないでしょうか。
長期の計画(=大事業)は、多くを望みすぎず一歩一歩着実に前に進むことが重要です。
当たり前のようなことかもしれませんが、なかなか実行できている人は少ないかもしれません。
私も、最初は新鮮味のないことだと思って半信半疑で実行しました。
今、私の生活はとても充実していると思っています。
自分の時間を手にいれたからです。
今まで、私は忙しさを言い訳にしていたと感じました。
変わろうと思えば、人は変わることができる。やるかやらないかです。