C'est la vie

セラヴィ。「それも、人生」という意味のフランス語。教員を退職し、もう一度英語を学び直したり、価値観を広げたいと思って活動中。

Chapter2-2「フィリピン語学学校二週間」

フィリピンのセブにあるスパルタの語学学校でIELTS講座を受講しました。

 

フィリピンに着いて空港から東南アジアの熱気を感じました。

大学生の時に初めて行った海外旅行がタイだった私にとってとても懐かしいのです。

語学学校のピックアップの生徒兼マネージャーに会いました。

一人は台湾人の少年。

もう一人は韓国人の少年。

この語学学校では、日本人が一人もいなかったので、英語を話さなくてはならないという感じになります。

マネージャーから学校の説明を受けて、わからないところは丁寧に聞き直しました。

空港から学校までおよそ1時間、その道には裸足で停車中の車のドライバーに物を売っている子供や、小さい子が遅くまで親の仕事を手伝っていたり、荷台にたくさんの人が乗った車があったり、発展途上国というのを実感しました。

しかし日が経つにつれて、これが当たり前の光景になっていきました。順応していくというか、何というか…。

 

学校に到着すると学校内を紹介してもらい、これからの予定を聞きました。

部屋に入るとルームメイトに会いました。

 

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部屋は4人部屋でした。

 

考古学の教授になりたい青年と、日本食の料理人になりたい青年、会計士になりたい青年でした。

コミュニケーションをとりたいという気持ちが先行して英語を勉強するというのは本当にいいなと思います。

トイレや、シャワーはボロボロで汚いけれど、許容範囲でした。

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むしろ、英語を通して人と繋がることができることが嬉しいと思います。 

一週間が経過する頃には、ルームメイトを中心に大分打ち解けてきました。

Aidenとは夜中まで語り合うほどになり、こんな人間関係を築けることに感謝しています。

 

Speakingの授業では自分についての話などをしなければなりません。もちろん日本人ですから、日本文化などについても当然話すことになります。

特に日本の自殺の問題は、とても興味深いみたいです。悲しいですが…。

よく言われることが自国の文化を喋ることができることは大切ですね。

 

二週間は本当にあっと言う間に終わりました。

最後に良かった点・悪かった点をあげておきたいと思います。(個人の意見です)

 

良かった点

・日本人一人なので、英語を使わざるを得ない環境が得られる。

・スパルタなので、一日10時間程度強制的に勉強できる。

・スピーキングが得意な先生が多い。

・先生やスタッフがとてもフレンドリー。

・寮と教室が併設なので、移動時間がない。

・寮生活は友達が出来る。

 

悪かった点

・韓国料理に飽きてしまう。(韓国人が95%くらいなので仕方ない!)

・一日10時間の授業は、消化不良感があることは否めません。

・道は結構危ない。信号がほとんどなく、横断するのが日本人からすると一苦労。

 

費用

・授業料2週間(宿泊代+食費+テキスト+諸経費込み)=9万

・飛行機代+家 to 空港の代金込みで=8万(直前に取ったのと家が空港から遠いので高くついている)

・現地でのSIM・データ・外食費=5000円

[総額]17万5000円

どうでしょうか。同じ期間、ニュージーランドやオーストラリアでホームステイしながら語学学校に通うことを考えると40万ぐらいするかもしれません。それならフィリピンでも良いと思います。

また、今回は2週間でしたが3ヶ月ぐらいのプランで考えるとよりコストパフォーマンスは上がると思います。

 

 

まとめ(結局フィリピン留学は効果があるのか?)

・私の答えはYESです。とにかくアウトプットできますから。

・期間的には三ヶ月ぐらい行くと成長を目に見えて実感できると思います。

・強制的に10時間英語を勉強できる環境が与えられることはとても価値があります。なかなか、一人ではできません。

・日本でできるだけ基本(文法や単語)を抑えてから行くと効果が高いと思います。(例えば英検2級ぐらいとってから行くとちょうどいいのではないでしょうか)

・日本人の少ない学校が良いと思います。英語を絶対使わないといけない状況に追い込まれるので。