【英語】おすすめ精読問題集まとめ
最近は、かなり下火になってきた精読というカテゴリですが、私は英語が苦手な人ほど精読をきちんとできるようにすることが大切だと思います。
きちんと英文の文型をつけることができるというのは、今後英語を学ぶ上で非常に役立ちます。
私自身、英語が苦手だったので、長文に見よう見真似でSVOCをつけまくっていました。
英文が5文型に分類できるっていうことを聞いた時は、すごく感動しました。
「なんだ、今まで闇雲に英文を読んでたけど、英文を5つの型に分けることができれば、あとは単語を知っているかどうだけじゃん!」
と今まで雲がかかっていた世界に光が一筋見えた気分でした。
しかし、この精読を身につけるのがなかなか大変…。
一生懸命やったとしても、半年くらいはかかるのではないでしょうか。
間違ったやり方をしても身につきませんし、適切な解説のある以下の問題集に取り組むことをおすすめします。
(精読の問題集に入る前に、一冊の単語帳の知識は入れときたいです)
【一冊目】
何と言っても、私はこれです。
代ゼミの富田先生の精読問題集。
大学受験参考書なので、高校3年生が対象かもしれませんが、高一の秋くらいから使用しても良いと思います。
この問題集の読み方をマスター(意識せずに使えるようになる状態)するのに、一年くらいはかかると思います。
最初は副作用のように英文を読むのが遅くなるかもしれませんが、それは丁寧に読んでいる証拠です。
今まで単語の意味を適当につないで読んでいた人が、だんだんと主語や述語に注目して正確に読んで行けるようになります。
遠回りかもしれませんが、急がば回れだと思います。
最低5周くらいしてみてください。
英文自体は短いので、自学で1ヶ月くらいで1周目を終えることができるでしょう。
2、3周したところで、少し飽きてくるかもしれません。
そしたら、下巻をやってみてください。
さらに長い英文が問題集に掲載されています。
【二冊目】
上巻よりも難しくなっていますので、上巻を極めたかなと思っていた自分の鼻をへし折られます。
でも、それで良いんじゃないかなと思います。
下巻でズタボロになってから、また上巻に帰りましょう。
まるでホームグラウンドに帰ってきたような気持ちになります。
上巻が簡単に感じるはずです。
そしてまた下巻にチャレンジというふうに定着するまで繰り返すと良いと思います。
富田先生の問題集にはまった人は、これらの次のレベルがあります。
これは、上の下巻よりも高いレベルになっていますので、むやみに手を出すのは危険です。
覚悟して臨んでください。
ちなみにさらにこの「解法のルール144」にも下巻があります。
ここまでやりきれば、私大の難関大学の問題にも対応する力は確実についていることだと思います。
なかなか、富田先生の問題についていけないという人は関正生先生の問題集がおすすめです。
【三冊目】
この問題集の良いところは、長文の各文に文型をきちんと載せてあることです。
音声もダウンロードできますので、復習の音読がやりやすいです。
しかも、この本の解説には、英語長文のロジカルな部分にまで解説が載っているので、英語長文の理解が深まります。
これをやってから、もっと演習したい人には以下の問題集がおすすめです。
【四冊目】
大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル) (.)
- 作者: 関正生
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/08/18
- メディア: 単行本
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これは、標準レベルといえど、大学入試レベルですので、なかなか初心者には難しいと感じるのではないでしょうか。
長文の各文の文型もきちんと載せてあります。
音声もダウンロードできます。
この本はレベル3までありますので、十分な演習を積むことができます。
【五冊目】
ここまで来たらあとは、自分の目的とする試験の過去問を解きまくりましょう。
英検にしろ、大学受験にしろ傾向があります。
また問題形式に慣れることも大切です。
どんどん解いていくことをおすすめします。
まとめ
英語学習はこうしなければならないということはありません!
自分の信じた勉強を必死に頑張り、継続することが一番です。
自分に合ったスタイルを見つけてくださいね。
私個人の経験をもとに書いております。
私は、英語を身につけるのに(いや、未だ完成してませんが…。)時間がかかっている方だと思います。
もっと良い方法があるかもしれません。
こんな方法がいいぞ!というのがあればぜひ教えていただけたらと思います。