教員の留学①
私自身、英語力についてコンプレックスがあります。
英語の勉強は教員になってからも継続的にやっていますが、まだまだ…という気持ちが強いです。
どうにか、ブレイクスルーしたいという気持ちが教員歴を重ねるごとに強くなります。
今年で30歳を迎えます。
ここ数年一度教員を退職して、留学して本気で英語を勉強し直したいという気持ちが強まってきました。
海外で生活して英語を学ぶ意味を理解したいという気持ちもあります。
留学する・しない、どっちがワクワクするかで考えると、やっぱりするという選択がワクワクします。
しかし、今の職場には感謝の気持ちがいっぱいありますし、同僚にも恵まれ、良い環境で仕事をさせてもらっています。
じっくり留学するかどうかを考えたいと思い、情報を集めている最中です。
メールでの無料相談などを試してみたりしていく中で、この度、実際に留学のカウンセリングを受けてきました。
そこでわかったことを記しておきたいと思います。
カウンセリング前
・場所はカナダ(イギリスが第一希望だがワーホリビザの取得の難しさからカナダに変更)
・ビザはワーキングホリデー
・期間は一年以上
・TESOLを取得したい
・予算は300万
カウンセリング後
・場所はアメリカ
→条件を満たす学校で九ヶ月以上勉強すると、OPT(オプショナル・プラクティカル・トレーニング)として最長十二ヶ月就労することができるアメリカの仕組み。私は、現地で働くことは、スキルアップに不可欠だと考えていたので、理想的な仕組みだと思いました。
・期間は2年
→OPTを活用すれば、一年目は学校で学び、2年目は働くというプランが立てられます。退職して海外に行くという決心をするからには、かけがえのない経験にしなくてはなりません。もう二度とこんな期間は取れないでしょうから、ある程度の期間と中身のある留学を目指したいです。
・TEFLの取得
→私が見る限り、アメリカではTESOLよりもTEFLが一般的のようです。正直TEFLとTESOLの違いがよくわかっていません。もう少し情報を集めてみたいと思います。
・予算は最低500万
→アメリカの学校の授業料は高いです。三ヶ月で約100万くらいかかりそうです。2年間の滞在費を考えると、500万でも少ないとおっしゃられてました。節約が必要です。留学経験のある友人に相談すると、「500万円を出すのはリスクが高すぎる。海外に留学するなら、学位をしっかり取り、英語以外のスキルを身につける方が良い。今、成功する留学は英語を学ぶためでなく大学で英語ではないスキルを身につけることではないか。」と言われました。英語だけを学ぶ方法としては、500万円の価値はないだろうということです。納得します。
・TOEICで入学要件を満たすことができる
IELTSやTOEFLが一般的ですが、アメリカの学校にはTOEICも入学要件にしている学校があります。IELTSやTOEFLのようなリスニング・スピーキングの難しい試験よりも、TOEICの方が日本で勉強しやすいと思いました。
現在情報を集めています。英語を本気で学びたいだけなら、もっと違う選択肢があるかもしれません。
留学で夢もお金も失う日本人~大金を投じて留学に失敗しないために~ (扶桑社新書)
- 作者: 栄陽子
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2016/09/02
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
この本を現在読んでいますが、なかなか留学事情は厳しいということがわかってきました。特に、アメリカの学費はリーマンショック以降うなぎのぼりのようです。この本の感想も後日書きたいと思います。