【2020年大学入試改革に向けて】読売ワークシート通信【現中3生以下教育関係者必見】
昨年から読売ワークシート通信というのを毎日あるショートホームルームで実践しています。
これは登録すると、読売新聞が新聞記事を題材にしたワークシートをPDFで送ってくださるサービスです。
読売ワークシート通信は、「読売新聞」と英字紙「The Japan News」のニュースから社説・コラムなどのさまざまな記事に、問題と解答記入欄をつけたワークシート教材で、そのまま教室で使えます。小中高校の先生に無料で提供しています。
毎週水曜日、国語、社会、英語などの教科や難易度の異なる5枚をセットにして、このサイトにアップします。同時に、内容やパスワードを電子メールで案内しますので、サイトからダウンロードしてご活用ください。
「読売KODOMO新聞」「読売中高生新聞」の記事も使い、幅広い学年に合うよう工夫しています。
どのような効果が得られたか
・社会に関心を持つ子が増えた
→新聞記事に対して興味を持つ子が増えました。大統領選のときなんかは、結果速報をいうと大盛り上がりをするような感じになりました。
・書く力が育った
→2020年には入試改革が行われます。論理的に表現する力がキーワードになってきます。読売ワークシート通信では自分の考えを書く項目があります。それについて考えて表現することに慣れてきました。この手の教材は不足しておりますので、とても重宝しています。
今年度の取り組み
今年度は、面白い意見を廊下に貼ってシェアしています。
友達がどんな面白いことを書いているか興味を持ってみています。
中学生が社会情勢について廊下で話している姿を目撃すると、微笑ましいです。
ディスカッション好きになってくれるかもしれませんね。
読売のホームページには活用例が載っています。
■写真を見てどんなことを伝えたいのかを考えさせる。
記事本文や設問はすぐには読ませず、想像させる。
(埼玉県・小学校)■校長からの宿題として毎週1枚を配布、提出されたものを添削して返却する。
校舎玄関にも掲示。
(神奈川県・小学校)■国語の読解問題が苦手な生徒への個別指導。
(埼玉県・中学校)
読み聞かせや家庭学習に利用されている方もおられるみたいです。
ワークシートはレベル別になっています。小学生や高校生でも使えると思います。
毎週最新の教材が送られてきますので、継続的に使用できるのが魅力の一つです。
準備時間も印刷して記事を読んでおくくらいですので、負担もありません。
とても良い教材だと思います。
現中3生以下をご担当されている学校関係者の方ぜひお試しください。