C'est la vie

セラヴィ。「それも、人生」という意味のフランス語。教員を退職し、もう一度英語を学び直したり、価値観を広げたいと思って活動中。

大学生のうちにやるべき3つのこと

www.univcoop.or.jp

この記事を読む限り大学を卒業するまでに約600万くらいかかることになるでしょうか。(生活費込みの下宿生)

私自身、下宿をして京都の大学で大学生活を過ごしました。

学費は親に借金という形で出してもらい、生活費等は奨学金とアルバイトでまかないました。

貯金も貯めることができたので、ゆとりのある生活を送れたと思います。

大学生の時は、この生活で満足してしまっていました。

 

社会人生活を経て、もっとお金の使い方について考えておくべきだったと後悔する部分もあります。

私が思う「大学生のうちにやるべきこと」について、以下に書きたいと思います。

 

・人生の軸となるものを探し、そこに投資するべきだった。

アルバイトもいいですが、学ぶべきものを学ぶべきだったと思います。

具体的にいうと、あなたが何を通じて社会に貢献し、お金を稼ぐのか。

それを明確にできたらよかったと思います。

大学2回生までは、それを探すためにお金を使うべきだと思います。

興味のあるものには、借金してでも参加すればよかったです。

私の場合ぼんやりと英語教師になることを夢見ていました。

留学をして英語を磨けばよかったと働いてみて痛感します。

3回生以降には、英語教師としてのスキルを磨くために、TESOLやCELTAのような資格を取ればよかったと思います。

もちろん大学の授業も大切にしなければなりません。

アルバイトをするのもいいですが、ただなんとなくアルバイトするくらいなら、しない方が良いと思います。

社会経験のために、厳しいバイトをすることは鍛錬になるのでいいかもしれませんが。

明確に自分の将来に投資するもののための貯金をするべきです。

 

・大学の授業は真面目に受けるべきだった

これは、今私が大学院留学をしようとしているからかもしれません。

海外の大学院はGPAを重視します。

平均GPA3以上はないとなかなか厳しいです。

ハイクラスの大学院を目指すとなると最低でも3.5以上は必要になります。

こればっかりは過去に戻ってGPAを取りなせないので、仕方ありません。

いつ何時、海外留学を考えるかわからないものです。

後悔しないためにも、そして何より、大学は勉強をするために行くことを忘れないことが大切かもしれません。

勉強は真剣にやると楽しいものです。

 

・本を読むべきだった

月並みなことかもしれませんが、これは大切です。

一冊の本で自分が目醒めるような経験をしたことがある人は共感していただけると思います。

自分の興味のある分野の本は必ず複数冊読んでおくべきです。

本が嫌いな人は喜多川泰さんの本を読んでいただきたいです。

私は、社会人になってから読みましたが、人生を見つめ直すきっかけになりました。

自己啓発的で苦手な方もおられるかもしれませんが、ハマる人もいるかもしれません。

私がオススメする喜多川泰さんの本は以下の通りです。

 

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え

 

 常識を疑い、人生の軸を作ってくれるような本でした。

この本に出てくる主人公を自分のように錯覚し、今の行き方で良いのか考えさせられました。

手紙屋 蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜

手紙屋 蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜

 

 勉強をする意味を考えさせてくれます。

特に受験生のお子さんをお持ちの方に読んでもらいたい作品です。

スタートライン

スタートライン

 

  この中に出てくる教師のように、私はなりたいと思いました。

生徒の人生に良い意味で影響を与えるような教師に私の目には見えました。

「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣

「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣

 

 苦しいとき、この本を思い出します。

自分はこの苦しい状況を与えられて、この経験を通して成長するんだと信じたいと思うようになります。

心を強くしてくれる本です。

 

 

大学生のうちにやるべき3つのことについて、個人的な意見を書かせていただきました。

共感していただける部分もあれば、そうでない部分もあるかもしれません。

私が、今感じる正直なところです。

人生の著者は自分だという自覚を持って、強く生きたい。

そんな気持ちです。

 

 

 

 

 

時代を先読みするということ

headlines.yahoo.co.jp

仕事で使う知識・スキルや、人脈など、仕事やお金に直結する分野への投資をなるべく早く積極的にしていくのは、それが圧倒的に有利だからです。

大富豪になる人はその事実を知っているので、20 代のうちに小金が入ったとして歩みを止めることなく、仕事と自己投資に没頭するのです。 

 どんな分野でも、一番手は注目を浴びます。

時代の先を読み、一番手になることが人を惹きつけるんだなあと感じた経験があります。

それは、たまたま修学旅行にプログラミング教育の研修を入れたことでした。

新聞社、雑誌などのマスコミが取材に来られました。

これまでの観光メインの修学旅行から学びメインの修学旅行にシフトしているというような記事になっていました。

また、最近は小学校でプログラミング教育を導入する案が出ています。

先取りをしているということで取材が来ていたのです。

私は、先例があると思っていましたが、教育業界は思ったよりも遅い流れで動いてるのかもしれないと感じた経験でした。

もっとスピーディに教育も動かなければならないという危機感を感じます。

今だに紙ベースで宿題や授業を行なっています。

クラウドにプリントなどを共有して、家で必要に応じて印刷できれば、繰り返し解いたりもできますし、メリットは多いと感じます。

 

また、時代を先読みするためには、英語で情報を得ることがアドバンテージになります。

最近の和書は海外の本の翻訳がベストセラーになる傾向が強いと思います。

 

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

 

  

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

 

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 

 

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

 

 

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠

 

 こういった書籍が多くなったなあと実感します。

そして、ベストセラーになってます。

つまり、情報を輸入して商売をしているわけです。

英語で情報を得ることと日本語で情報を得ることにはギャップがあります。

英語を実践的に使い、時代の先読みを少しリードできたら素敵だなと思います。

 

 

仕事が山積みと感じたらやるべき1つのこと Jootoを用いたマルチタスク解消法!

やるべき仕事が多く、ウワー!ってなることありませんか。

こんなとき、一つずつ問題を解決することが大切です。

私がしている、仕事術というと大げさですが、工夫を1つ紹介したいと思います。

 

・やるべき仕事を可視化する

不安というのは、目に見えないプレッシャーからくることが多いと思います。

そんな時はやるべきことを可視化することで、一つずつ冷静に対処できます。

以前はピンチの時、エクセルでやるべきことを分野に分けて整理していました。

サンプル↓

授業 時間割作成 部活 勉強 テスト
□予習 □五月二十九日までに作成 □劇の台本作り □リーディング □採点
      □ライティング

簡単なものですが、この作成に時間をかけるわけにもいきませんので、分かれば良いです。

このリストを作るだけで、やるべきことが可視化されます。

 

最近ではJootoというマルチタスク管理のアプリを使用しています。

UIがシンプルで重宝しています。

www.jooto.com

ビジネスのチームでタスクを共有し管理する目的のアプリのようですが、個人利用なら無料版で十分使えます。


Jootoの紹介動画

私は、以下のように使っています。

f:id:ykan1111:20170528094102p:plain

「学校業務」「 Private」「留学」というふうに3つくらいまでのリストを作れば一目でやるべきことを確認できます。

スマートホンのアプリもあるのでいつでもどこでも確認・編集できます。

可視化されることで、不安が少し和らぎますね。

あとは締め切りの近いものから順に、集中して取り組むだけです。

このアプリおすすめです!

 

マルチタスクを可視化する必要性は、プログラミングの入門書の「ルビィのぼうけん」から得ました。

ルビィのぼうけん こんにちは!  プログラミング

ルビィのぼうけん こんにちは! プログラミング

 

 プログラミング界ではかなり有名な本です。

この本は絵本ですが、プログラミングの具体的な話はなく、

問題解決の姿勢を教えてくれるような本です。

プログラミングに興味のない方にもオススメの本です。

問題解決について、普段意識することなく、闇雲に取り組んでしまいがちですが、

頭の中を整理してくれる本になっています。

この中で、どんなに難しい問題も小さな問題の積み重ねからできており、一つ一つ解決していけば、解決することができるとありました。

なるほどと唸りました。

私が、仕事の中で感じるストレスも、一つ一つ解決すれば良いんだと思えました。

しかし、曖昧なまま闇雲に仕事に取り組んでもゴールが見えません。

そこで思いついたのが可視化することです。

やるべきことを明確にして、ゴールを見える状態にすることが、ストレスを取り除きパフォーマンスを上げてくれます。

これは、仕事に限らず、資格の勉強などにも応用可能だと思います。

あなたの中で、問題があればこれを当てはめてみてください。

モチベーションを上げることにつながり、時間を大切にし、集中力を高めてくれるかもしれません。

 

 

 

【英語】おすすめ文法書まとめ

英語を勉強する人なら、一冊は手元に置いて置きたい文法書。

各出版社から出版されています。

どれを買うべきか迷いますよね。

各レベル別におすすめのものを紹介したいと思います。

 

【英検3級から】

深めて解ける! 英文法 INPUT (大学受験Nシリーズ)

深めて解ける! 英文法 INPUT (大学受験Nシリーズ)

 

 これは、網羅型文法書ではかなり読みやすいものに仕上がっています。

絵も多くてとっつきやすいです。

英語アレルギーの人は分厚さに引いちゃうかもしれませんが…。

でも網羅型の文法書は一冊は手元に置いて辞書的に使って欲しいので、一冊目にぜひ手にとってほしい文法書です。

大学受験ならこれ一冊で十分です。

河合塾から出されている本なので、大学受験に出そうなポイントがうまくまとめられています。

著者の成川先生は、有名な予備校講師です。

解説も工夫されているというか、予備校チックに体系的にまとめられています。

合わせて、アウトプットの問題集も発売されています。

深めて解ける! 英文法 OUTPUT (大学受験Nシリーズ)

深めて解ける! 英文法 OUTPUT (大学受験Nシリーズ)

 

 上の問題集と合わせて、夏休みなんかに取り組んでみると文法は完成するでしょう。

この問題集も分厚いですが、十分すぎる解説があります。

他のこの手の一問一答系の問題集を自学するのは骨が折れますが、これなら、ふむふむと理解しながら進められるのではないでしょうか。

この二冊を信じてやり込んでいくと良いと思います。

 

【英検2級から】

英検2級まで来ると、文法に関してはある程度知識が定着していることだと思います。

細かい知識が気になる頃です。

細かい知識まで網羅されているといえば、英語教師が必ずと言っても良いほど持っている「ロイヤル英文法」です。

ロイヤル英文法―徹底例解

ロイヤル英文法―徹底例解

 

 生徒から細かい英文法の質問が出たときは、これを使って調べることが多いです。

解説は固めですが、細かい情報が載っているので重宝します。

私は、英語教師になった時に、一ページ目から最後のページまで読破していきました。

母校の大学教授に英語教師になるんなら、ロイヤル英文法くらいの知識は頭に入れとけと、ゲキを飛ばされたのが懐かしいです。

その言葉を信じて、読破して、知らなかった知識にマーカーをしていきました。

なるほどな!と思うことが多く、とても楽しく読むことができたのを記憶しています。

今では、ボロボロになり、ガムテープで補強して現役で使っています。

愛着のある一冊です。

なお、表現のための実践ロイヤル英文法という本も出版されており、ライティングを意識した例文や解説になっています。

表現のための実践ロイヤル英文法

表現のための実践ロイヤル英文法

 

 英検1級まで「ロイヤル英文法」で文法事足りるのではないかと思います。

 

【まとめ】

文法書は、やはり必ず一冊は手元に置いて、わからないことを調べる癖をつけることが、英語力をつけるのに不可欠だと思います。

自分に合うものを見つけられたら、それが正解だと思います。

この手のものは、使えば使うほど自分にフィットしていくものです。

「あー、これ、ロイヤルに書いてあったなー」

みたいな感じになってきたら、こっちのものでしょう。

ぜひ、自分の一冊を見つけてくださいね。

私のおすすめが参考になれば幸いです。

 

 

習慣こそ才能だ!

私の一日の流れ。

4:30起床

5:00英語の勉強

7:00身支度

7:20出勤

21:00退勤、晩御飯

22:00就寝

 

これを大体守っています。

私は、習慣こそ才能を作ると考えています。

どれだけコツコツやれるかです。

さすがに何かの第一線のプロでやっていくには、もっと色々なことが必要だとは思いますが…。

ある程度、人より秀でるには習慣が大切でしょう。

現在、IELTSの勉強をしています。

語学学校のオンライン講座を毎週受けています。

宿題も課されます。これがなかなかの量です!

仕事と並行して行うのは、かなり厳しいですね。

このリズムを守れない日もあるのが事実です。

しかし、一つの指針としてこれを持っているので、時間の使い方を考えさせられます。

22時までに、寝るために無駄な時間を作らないとか、集中して物事に取り組むとか。

限られた時間をいかに使うかが大切です。

24時間という1日に与えられた時間は皆同じはず、どれだけ集中して時間を使うかで大きく人生が変わると信じています。

それと、大切なのは気持ちの持ち方。

ポジティブな気持ちを持って物事に取り組まないと集中できません。

一日一日を充実させ、ベストを尽くせたと寝る前に思いたいですね。

 

 

 

 

英語発音矯正『言葉が「通じない」を科学し、 「通じる」に変える会社「プロンテスト」』

第9回教育ソリューションに先輩が出張して、

教えてくれたのが、株式会社プロンテスト。

www.prontest.co.jp

わたしたちは、

言葉が「通じない」を科学し、

「通じる」に変える会社です。

このフレーズとてもかっこいい。

どのようなことをしているかというと、

英語の発音矯正ソフトを作っている会社のようです。

 

早稲田などの有名大学にも導入されているようで、この先期待される会社ではないでしょうか。

 

うちの学校でもぜひそのソフトを導入される日が来るかも。

 

実際どんなソフトかというと、動画があります。


「発音検定®」チュートリアル

 

少し前に、人気になったUDA式発音PROを思い出されます。

UDA式発音PRO - 英会話発音矯正ソフト

私、発音PROを購入した人間ですが、続かなかった…。

その理由は、FEEDBACKを受けて自分では直しているつもりなのですが、

なかなか発音が改善されないということ。

そして、機械相手なので、心が通わない。→飽きてしまう。

こんな事態に陥りました。

ソフト自体は当時本当に革新的だったと思います。

 

個人的には、継続して練習できたのは、オンライン英会話のhanasoの発音トレーニングです。

www.hanaso.jp

半年くらい継続してお気に入りの先生のレッスンを受けました。少しは改善されたような気がします。

hanasoの良かったところは、教材のデザインが見やすく、発音矯正用の講座があったところです。DMMよりも個人的にやりやすかったです。

 

話を戻しますが、動画からもわかるように、この発音検定というソフトはかなり丁寧に作られています。

ガイドに従って進めるだけで、レッスンが進められ、発音のトレーニングができます。

気になるのは発音矯正の精度ですね。

こればっかりは体験してみないとわかりません。

体験できる機会があれば感想を書きたいと思います。

 

第9回教育ソリューションに参加した先輩は、これからの教育改革の勢いを感じたようでした。

英語教育もコンピュータベースになっていくんでしょうね。

英語教師は何を教えていくことになるのか…。

そこをしっかりと見据えていかなければならないと思います。

 

 【関連記事】

english1987.hatenablog.com

 

 

 

休まないことが美化される教育現場

blogos.com

私はだいたい月曜日から金曜日まで、7時半から20時半まで学校にいます。

土曜日は、午前中授業で15時ごろに学校を出ます。

日曜日も準備のため出勤することも珍しくありません。

昨年までは、22時まで平気で学校にいました。それでも授業準備、会議、生徒指導、分掌の仕事など仕事は溜まっていく一方でした。

「教育は無限」だけれども、「教員は有限」なのだ。だから、教員は疲弊していく。 

 上の言葉は、言い得て妙です。疲弊し、質が下がる、それを避けたいと思っています。

疲れた顔で生徒の前に立つことほど、辛いことはありません。

自分の仕事が何なのか、頼まれたら何でもYESということが正しいことか疑問に思いました。

私は自分の仕事をマネジメントすることも大切だと思っています。

自分のキャパシティを超えないように、見極めるこれも仕事です。

「子どものため」に夢中になって職務に没頭していく。それを教師のあるべき像として讃えるかぎり、どれほど教員の仕事が増えていっても、それをこなしていくことが正当化され、長時間労働の問題はまったく見えてこない。

 教育という仕事は、たしかに子どもの未来をつくりだす、尊い仕事である。だが、だからこそ先生たちには健全な労働者として過ごしてほしい。疲れ切った労働者のもとで、よい教育が生まれるとは、私には思えない。

「生徒のため」という言葉ってもろ刃の剣のような気がします。

そういう気持ちも大切だと思うのですが、なんでもそれで許されていいのかは疑問です。

同僚にも、この言葉を胸に40度の熱を出しながらもテスト作成に勤しんでいた人がいます。さすがに夜間救急に行き、ダウンしました。

やはり学校は休まないことが美化される現場となっています。

上手に勤務を管理していく必要があると感じます。